パソコンが遅いのは理由があります
コンプリンクではパソコンの高速化の為に下記の手順でご提案しております。
パソコンを買い換える前にご相談下さい。
※ 下記の作業をお客様ご自身でされる場合のサポートは致しかねますので予めご了承くださいませ。
常駐ソフト
常駐ソフトとはウィンドウズの動作を補助する目的で、パソコンの起動と同時に動作するプログラムのことです。ウィルス対策ソフトを始め、デジタルカメラからデータを自動的に取り込んだり、友達とチャットするメッセンジャーソフトだったりします。
多くはタスクトレイ(画面右下の時計付近)にアイコンが表示されていますので、気になった方も少なくないと思います。
ワープロやメールソフト等、多くのアプリケーションを同時に利用するとパソコンの動作が遅くなるのと同様に、これらの常駐ソフトが多い場合も同じように遅くなってしまうのです。
これを解消するためには、必要ない常駐ソフトウェアを起動させない(または削除)する必要があります。コントロールパネルの「アプリケーションの追加と削除」、または「msconfig」コマンドが役に立つでしょう。
ウィルス・トロイの木馬
ウィルスとは、メールの添付ファイルやフロッピーディスク等のメディアを媒介して他のコンピューターに感染するプログラムのことです。以前は知らないメールをクリックしなければ感染しないと言われていましたが、最新のウィルスはメール本文をプレビューするだけで感染してしまったり、メールを利用していなくてもホームページを閲覧したり、インターネット回線に接続しているだけで感染してしまう強力なものもあるようです。
これらのウィルスも、常駐ソフトと同様に見えないところで活動しているので、パソコンの動作を遅くする原因となります。常駐ソフトと違って、簡単には削除ができないことが曲者でウィルス駆除ソフトを利用しなければなりません。ウィルスは自分のパソコンの不具合だけでなく、他のパソコンにも迷惑を掛けてしまう可能性が高いので、
ウィルス駆除ソフトが導入されていないのであればこの機会に導入することをお勧めいたします。
※ウィルス対策ソフトは利用期限があります。期限を過ぎたソフトは正常にウィルス対策が行われない可能性が高いので、必ず利用期間の更新を行ってください。最近、期限切れのウィルス対策ソフトのままでウィルス感染してしまう症例が多く確認されています。
まず、ウィルスに感染しているかチェックしたいなら トレンドマイクロ ウイルスバスターオンラインスキャン(※1) がお薦めです。@niftyの通信回線を利用しているならば、@niftyチェックサービスを利用するとウィルスの駆除も無料で行えます。
また、ウィルス対策ソフトの体験版を利用する方法もあります。30日程度の期限付きですが、駆除が出来るものも公開されています。もちろん気に入ったら購入してください。
・ウイルスバスター クラウド
スパイウェア・アドウェア
スパイウェア・アドウェアはウィルスとは違い、フリーソフト等の付属品としてパソコンに常駐します。
これらのソフトは利用者が閲覧したホームページ情報を外部に送信したり利用者の嗜好を調べ、カジノやアダルトサイトの広告を表示するなど、利用者が不快な思いをするものが多いのが特徴です。性質の悪いものではパスワードを盗み出したりするものまである為、直ちに削除したいところですが、ウィルスとは区別されているため、ウィルス対策ソフトでも駆除できません(最近のウィルス駆除ソフトでは対応するものもあります)。
まず、海外せいですが無料で駆除できる「Ad-Aware SE」や「Spy-Bot S&D」等を利用して駆除するのが最適でしょう。
スパイウェアに感染しているかチェックしたいなら X-Cleaner オンライン版 (※1)がお薦めです。
こちらもウィルス対策ソフトと同様、駆除可能な体験版が公開されています。これを利用して気に入ったソフトを探すのも良いと思います。
・ ウイルスバスター クラウド (30日間試用可能)
8,480円〜 |
60分〜 |
- 常駐ソフトの停止設定
- ウィルスチェック、駆除
- スパイウェア・アドウェアの駆除
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※システムが完全復旧できることを
保障するものではありません(再インストール参照)。
※パソコン動作の速度により作業時間・作業料金が変動する可能性があります。
※ウィルス予防(ウィルス対策ソフトの導入には別途、ソフトウェア代金が別途必要です)
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ウィルス対策ソフト・パソコン高速化ソフト
ウィルスを駆除する為のソフトやパソコンを高速化するソフトが、逆にパソコンの動作を遅くしている場合があります。主にパソコンがNorton Internet Securityやウィルスバスターを操作させるのに不充分な性能の場合に起こります。
検証するためには、ウィルスに感染しない状態(ネットワークケーブルを抜く等)にして、ウィルス対策ソフトやパソコン高速化ソフトをアンインストールしてみてください。満足できる程度に快適になれば、インストールしても軽快に動作することを特徴にしているウィルス対策ソフトに乗り換えることをお奨めします。
ソフトウェアのアンインストール時には、再インストールできるような用意を忘れないように注意して下さい。
再インストール・リストア
1〜4 の対策を行っても改善が見られない場合、ウィルスによってシステムファイルが壊されていたり、駆除ソフトでも上手に駆除できなかった場合があります。
壊れたファイルを、ひとつずつ復旧するのは非常に手間がかかる為、プログラムを購入時の状態に戻してしまったほうが早く、確実です。この場合、今まで作成したデータや写真なども保持されない場合があるのでバックアップをとる必要があります。
リストア完了後はインターネットに接続する前にウィルス対策、スパイウェア対策等を行い、インターネットに接続したらウィンドウズアップデートを真っ先に行うことをお勧めします
CPU・ハードディスク・メモリ
以上の方法で、購入時のスピードに戻るのですが、ウィンドウズアップデートによる新機能やどうしても必要な常駐ソフトによって、パソコンは遅くなってしまいがちです。この場合はパソコン本体の性能を向上させるしかないのですが、新しいパソコンを買わなくても、ある程度は部品交換によってパソコンを早くすることが可能です。
CPUを交換するとプログラムの処理速度が上がりパソコン全体が高速化されます。しかし、自作タイプ以外のパソコンでは交換できない機種が多いのが実情です。
ハードディスクを高速型ハードディスクに交換するとデータの読み書きが早くなるため、全てのプログラムの動作が早くなります。また、ハードディスクは最も故障しやすい部品のひとつですので3〜5年を目安に交換することでデータを失う確率を下げることができます。
メモリ増設は、多くのウィンドウを開いて作業を行った場合に起こる速度低下を軽減する働きがあります。Windows2000やWindowsXPを利用している方は下記の方法でメモリ増設が有効か確認することができます。
この作業はホームページを見たり、通常利用しているソフトを起動した後に行ってください。パソコンを起動した直後ではソフトウェアが利用したメモリが計測されず、正確な判断材料になりません。また、あくまでも目安ですので、メモリ増設によって動作が速くなることを保証するものではありません。
キーボードの[ Ctrl ] [ Alt ]ボタンを 押しながら [ Delete ]ボタンを押すと「Windows タスクマネージャ」のウィンドウが表示されます。パフォーマンスのタブをクリックすると下記のような表示になります。コミットチャージの最大値(@)はパソコンを起動してから使われたメモリの最大量、物理メモリの合計(A)は現在パソコンに搭載されているメモリの利用可能量です。
「@>A」であればメモリ増設によりパソコンの速度低下が防げる可能性が高く、「@<A」であれば、メモリ増設する必要性は少ないと思われます。
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6,480円〜 |
60分〜 |
メモリ / ハードディスク交換
※部品代は別途お問い合わせ下さい。 |
【 番外編 】 WindowsME から WindowsXPへのアップグレード
WindowsME以前のパソコンはWindowsXPに比べて、パソコンがフリーズ(機能停止)しやすい不安定性を抱えています。WindowsME搭載のパソコンであれば、WindowsXPにバージョンアップすることで多少遅くなりますが、動作が安定し安心してパソコンを利用することができるようになります。ハードディスクの交換、メモリの増設もあわせて行うことをお勧めします。
14,040円〜 |
預かり作業 |
WindowsXP アップグレード版の新規インストール
ウィルス / スパイウェア等のセキュリティー対策
訪問再設置は別途6,480円程度で承ります。 |
※別途、WindowsXP Upgrade版(16,000円程度)が必要となります。
※パソコンの性能によりメモリ等増設を要する場合もございます。まず、機種名などでお問い合わせ下さい。 |
※1 スキャンのみ無料のオンラインサービスです。駆除には有料のソフトウェアを導入する必要がある可能性があります。サービス提供会社の利用規約に従ってください